プラセンタ療法とは
プラセンタ療法とは、胎盤から抽出された有効成分のプラセンタエキスを用いて、健康増進やさまざまな難治性の疾患や体調不良・不定愁訴の改善をおこなう治療です。
日本では1956年にプラセンタエキスの注射液「メルスモン」(メルスモン製薬会社製造)が厚生省(現厚生労働省)から医薬品認定を受け、更年期障害と乳汁分泌不全の治療に使用され始めました。
1959年には、肝硬変適用の医薬品としてプラセンタ注射液「ラエンネック」(株式会社ラエンネック製造。現在は株式会社日本生物製剤が受け継ぐ)が誕生。その後、総合的な肝機能改善の治療薬として認可されています。
こういった経緯から肝疾患および更年期障害・乳汁分泌不全でのプラセンタ療法は健康保険適用となります。
自費診療となるプラセンタの利用目的
以下のような目的では健康保険適用外での自費診療となりますのでご了承ください。
ご自身の目的が保険適用となるかどうかは、医師が診察して判断いたします。
- 美白、シミ、シワ、くすみ、乾燥肌など美容効果
- アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息などのアレルギー改善
- 生理不順、生理痛、便秘、冷え性など女性特有の症状の緩和
- 肩こり、腰痛、ひざ痛などの整形外科的効果
- 自律神経失調症、不眠症など心療内科的効果
- そのほか、疲労回復、免疫力向上、健康維持